2019年8月9日発売の新刊
「本当に必要なことはすべて「ひとりの時間」が教えてくれる」
(クロスメディアパブリッシング)
ひとりの時間には、自分の気持ちに素直になれます。「こうしなくちゃいけない」から解放され、「今、自分はどうしたいのか」を大切にできます。本当の自分と仲良くなれるのです。そんな時間は、自分らしい幸せな生き方へとつながっていきます。
今は、スマートフォンを時計代わりにしている方も多いと思いますが、時間を確認するだけのつもりでも、SNSなどから通知される周囲の情報が絶えず飛び込んできます。でも、お気に入りの時計があれば、今の自分だけと向き合うことができます。
つながりすぎる時間から解放され、ひとりの時間を大切に過ごせば、頭も心もクリアになります。
もちろん、忙しい日々の中で、いつでもそんなふうに過ごすことはできません。
だからこそ、大切なのは、少しだけでいいので、時間の質を上げていくことです。
何気ない毎日の習慣を、少しだけ丁寧に行ってみる。10分だけ、ただ自分と向き合うための時間をつくってみる。そうやってほっと一息ついて、本当の自分を解放する時間が、心にゆとりをもたらし、自分らしい生き方へと導いてくれます。
本書では、「ひとりの時間」を中心に、限りある時間の質を上げ、毎日をもっと素敵にするためのヒントをご提案します。キーワードは「ミニマムリッチ」=「上質なものを少しだけ」。あれもこれも求めず、本当に大切なところにだけこだわるということです。これは時間の使い方はもちろん、ファッションやインテリア、お金、仕事、人間関係、美容、生活、生き方のすべてに当てはまる考え方です。
さらに、章間のコラムでは、憧れのお客様たちがつけていた時計と時間の重ね方もご紹介します。
ひとりの時間を大切にしている人は、自分の癒し方や感性の磨き方を知っていて、ポテンシャルをキープしている人です。
1日10分でいいのです。スマホをオフにして、お気に入りの時計をして、ひとりでゆったりと過ごしませんか。
「ひとりの時間」のクオリティを上げることで、上質で心豊かな毎日が手に入ります。
Chapter1ゆとりを取り戻すための丁寧な時間の重ね方
- 砂時計を見ていたら、時間は宝石のようだった
- 情報を集めるのをやめて、時間と自分を取り戻す
- アンダンテのリズムで歩いてみる
- 朝10分の優雅な時間で毎日が変わる
- 1日3分、体と心をあたためる
- アナログな時間が癒しをくれる
- 雨の日は靴を磨く
- 待つことで開ける未来がある
- 私が選んだ上質な時間は、私を豊かにしてくれる
Column1 美しい秒針で大切な時を刻むカルティエ・ベニュワール
Chapter2 時間とお金のハッピーなバランス感覚
- 忙しくてもとっておきの部屋をつくる方法
- モノが病気になるのを防ぐ2つのルール
- 時間とお金を生み出すモノの選び方
- 本物のセレブは「時間」と「ストーリー」にお金をかける
- 非日常での上質なファッションと振舞い
- 「足りない」と感じるのは、情報と選択肢が多すぎるから
- 上手くいかない時は、お金と時間を見直すチャンス
- お金では買えない時間を過ごす豊かさ
Column2 遊び心と生命力に満ちたブルガリ・スネーク
Chapter3 上質を見極める買い物のルール
- 本当に豊かな人は「買わない」選択をする
- 決断疲れせずに最高の選択をするには
- なぜか高見えする人の買い物術
- 上質なものの見分け方は「細部」にある
- 「定番品」への憧れと信頼
- ブランド品との付き合い方
- 洗練された人は、いつも同じ服を着ている
- その服で、急なお誘いに応じられますか?
Column3 男女問わず愛される上質カジュアル シャネル・J12
Chapter4 仕事も人間関係も余白を持たせて質を上げる
- スケジュールより自分の気持ちを優先させていますか?
- モヤモヤ、ザワザワ、違和感をスルーしない
- 忙しくてもゆとりの持てる働き方
- 人生の時間は、今、何時ですか?
- 自分へのご褒美時間を楽しむ
- プラミアムフライデーにはゆるい時間を設ける
- 外に出るのが辛い時の小さなマインドシフト
- つながりすぎない人付き合いのコツ
- 鈍感力こそ大きな武器
Column4 成功者が選ぶにふさわしいロレックス・デイトジャスト
Chapter5 日々の生活から大人の品格は育まれる
- 五感を満たす時間で美意識を育む
- 木曜日はスムージー、休日はフレンチトーストで始める
- 柔らかいものでくつろぐ
- 心にゆとりのある人の美習慣
- あたたかく美しいキャンドルの効果
- 一輪の花を買って飾る
- 掃除で心を清める時間を持つ
- 何気ない家事で自分を取り戻す
- 穏やかな毎日を守る夜の習慣
Column5 風景とともに彩りを変えるエルメス・Hウォッチ
Chapter6 私らしい選択としあわせの美学
- 真の美容とは、本来持っている資質を高めること
- 自分の生き方を肯定すれば、洋服も大事なものしか残らない
- 自分らしい幸せは「引き算」のあとに残るもの
- 「やめられない」をやめて変化を楽しむ
- 目に見えないところを大事にすれば、品格が育つ
- 心の軽さは「規律」で得られる
- マイルールがあれば、めげているだけの時間を手放せる
- 「仕合せ」の意味を知っていますか?
Column6 華やかさと知性を併せ持つカルティエ・タンクアメリカン